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2003年の11月7日、アルファサード有限会社は登記を終えて会社としてのスタートを切りました。 登記したオフィスは当時住んでいた大阪市住之江区南港中の自宅の一室。役員・社員は1名。俺だけ会社です。人脈とビジネスマッチングで仕事を得ながらWeb制作の仕事してました。
資本金300万円。当時有限会社の資本金としてそれが必要だったからです。300万円を溶かしたら辞めることを家族と約束してのスタートでした。
「アルファサード」の社名はネーミングの本と睨めっこしてまる2日ほど考えて決めました。
エスペラント語の「ファサード」というフレーズが気に入りました。エスペラント語で「ユーザーインタフェース」。造語の考えかたでいうと「ファ」で終わる単語を探す旅が始まりました。
だから、「ドレミファサード」だったかもしれないんですよね。「ファ」で終わるしっくりする単語を探そうと思っていたから。
それで、まる2日考えて「アルファサード」、ドメインは「alfasado」、ちょっと失敗したのは「alfasado」でしか調べてなかったのですが。「アルファサード」って会社、実はあったんですね。ちょっとそこは申し訳ない。
さて、スタートした一人会社ですが、少しずつ、少しずつ成長していきます。派手な結果ではないです。毎年10%とか15%とか、少しずつ成長してきたわけです。
「ど真ん中」の仕事をしたかったので、2年目には東京に拠点を構えます。西麻布のインキュベーションオフィス。一戸建てを改修したようなオフィスです。
人が辞めて行ったり、採用を頑張ったりしながら、成長と衰退の繰り返しでした。
MT 3.xの頃です。めっちゃ流行りましたよね。私にとっては、今更CGIファイルをFTPでアップロードしてパーミッションをどうこうして、てのに魅力を感じなかったのが正直のところです。 でも、当時の社員が使い始めたのですね。それで、むしろ仕方なく使い始めたわけです。使い始めると不満がたくさんあった。カスタマイズ手段は当時整備されつつあったので、それに乗っかることにしました。 結果として、いくつかのイベントに呼ばれ、知名度が上がることになりました。コミュニティのメンバーと楽しい時間を過ごすことができたのもこの頃です。
社員数も20名近く、会社の売り上げもそれなりに上がるようになってはきましたが、ある出来事をきっかけに、ミッションとかビジョンを掲げることとなります。
「我々はクライアントとパートナーに寄り添い、Webを良くする」 「世界のウェブの5%を良くする」
自分たちのミッションは何か? 何のためにこの会社は存在しているのか。それを踏まえて会社のWebサイトも刷新しました。 「世界のウェブの5%を良くする」についてはその後、村井先生に「どうやって5%測るのか?」という事を言われたことで、変更することとなります。
「我々はクライアントとパートナーに寄り添い、Webを良くする」は変わらず。ミッションは「この国のDXを正しい方向に導く」
ドラマ「下町ロケット」見てましたか? 「1階の仕事は明日の飯を食うためだ。でも2階、将来の飯の種を産む仕事がなけりゃつまんないだろ」ということで、2階の仕事をさせてくれ、と宣言して「PowerCMS X」「伝えるウェブ」の開発を始めました。現場の仕事はしないで、それに集中したのです。売り上げ自体は下がりませんでした。
20年が経過しました。ここまでやってこられたことに感謝の気持ちしかありません。ほんとうにありがとうございました。
僕が忙しいとのことで、社員が20年の感謝の原稿を書いてくれました。その原稿はそのまま活かします。
これまでどうも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
日頃より、当社をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
2023年11月7日をもちまして、当社は創業20周年を迎えることとなりました。
これもひとえに皆様のご愛顧とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
これからもより一層のサービス向上に努め、お客様にとってより価値あるパートナーであり続けることをお約束いたします。
これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
今後の展望については、当サイトにて随時お知らせいたしますので、どうぞご期待ください。
心より感謝を申し上げます。
2023年11月7日
アルファサード株式会社 代表取締役社長
野田純生
最終更新日: 2023年11月7日