- ブログ記事ごとに、拡張フィールドを追加できる!
- サイト内検索ワード、クリックされたタグを解析できる!
- アンケートフォームを簡単に作れる!
- ワークフローが、分かりやすく使いやすい!
- ドラッグ&ドロップで、ブログ記事の表示順を指定できる!
- データのインポートが簡単!
- 既存のブログ記事を複製できる!
この度、Power CMS for MTのレビューを書かせていただくことになった、crema designの黒野明子と申します。フリーランスのWebデザイナーで、Movable TypeをCMSとして使った中小規模のWebサイト制作をメインに活動しています。
実際の業務の中でMTカスタマイズをしていると、時には有料プラグイン無しにはお客様のご要望に応じきれない場合も出てきます。
「数百件~数千件単位のデータを一気にインポートしたい」というリクエストや、「アンケートフォームを簡単に設置したい」というご要望に対して、自前でプラグインを開発することが難しい場合、どのような解決方法を用意するかは頭を悩ませるところです。
そのような悩みを、Power CMS for MTは一気に解決します。今回は特におすすめのポイントを、7つご紹介いたします。
数百~数千ページ規模のWeb制作業務では、ブログ記事投稿作業だけでも膨大な時間的コストがかかります。
標準のMovable Typeでも、インポートするデータを工夫すれば、デフォルトの入力項目にはインポート可能ですが、実はカスタムフィールドで作成した項目にはインポートができません。
Power CMS for MTを使用すれば、.tsvまたは.csvの形式で準備したデータをカスタムフィールドにも簡単にインポートできます。アセットの登録も出来るので、ブログ記事投稿画面のカスタマイズを最大限に活かした上で、データのインポート時間を圧縮できます。

tsvデータをExcelで開いたところ。日頃ビジネス系アプリケーションに慣れている方であれば、データの作成は容易である。

データのインポート画面。デフォルトのものに加えて、「CSV or Tab-Separated Values」「Power CMS for MT」などの独自のインポート形式を使用する事ができる。
Excelなどでのデータ作成ルールを事前にしっかり決めておけば、Web制作がご専門でないお客様にもインポート用のデータ(.tsvまたは.csvデータ)制作をお願いする事が可能です。
実際にWebサイトを運用されるお客様の方で、ブログ記事(ウェブページ)内に自由にアンケートフォームを設置したいというご要望も、よくある事ではないでしょうか。
このご要望を解決するにあたり、特別なプラグインを入れない状態では、「Webサイト制作者の方でフォームのひな形を準備しておき、運用時にお客様に必要部分を書き換えていただくために、コメントを入れておく」というような手段が考えられるかもしれません。しかしこの方法ですと、HTML等に不慣れなお客様に覚えていただく事が多くなってしまったり、不用意なミスが発生しかねないなどのリスクがあります。
Power CMS for MTを使用すれば、HTML等を一切書く事無く、GUIによる操作のみでフォームの作成作業が完結しますので、非常に簡単で分かりやすいのです。

ブログ記事編集画面下部の「テンプレート」プルダウンメニューから、「フォーム(ブログ記事)」を選択。

その後、「拡張フィールド」を新規作成し、入力項目のラベル(名前)と入力種類(テキスト、ラジオボタンなど)を選択して、入力項目を準備していく。
また、Power CMS for MTデフォルトのアンケートフォームテンプレートでは、「必須」という文字列を含むラベル項目を自動で入力必須項目として扱いますので、難しい操作は一切必要ありません。

ラベル(名前)に「必須」という文字が入った入力項目は、自動的に必須項目となる。
フォームに投稿された内容は、そのブログ記事(ウェブページ)に対するコメントとして扱われ、システム内のコメント一覧からチェックする事ができます。また、登録したメールアドレス宛にも送信されるので、システムにログインしなくても確認できます。

アンケートフォームに対する回答は、コメントとしてシステム内から閲覧できる。
もちろんデフォルトのMovable Type4.1xでも、カスタムフィールドの使用により、独自の入力画面を作成する事が可能です。
私もカスタムフィールドは非常に気に入って使用している機能なのですが、カテゴリ数と作成すべき画面パターンが増えてくると、少々使いにくい面が出てきます。つまり、カテゴリごとに使用したいカスタムフィールドが違うのにもかかわらず、ブログ記事(ウェブページ)投稿画面には全てのカスタムフィールドが表示されるため、少し工夫しないと、運用時に少し分かりにくくなる恐れも出てきます。
Power CMS for MTなら、投稿するブログ記事(ウェブページ)ごとに、拡張フィールドを追加できます。

拡張フィールドでは、デフォルトでは使用できない「チェックボックスグループ」が作成可能なので、ぜひ使用したい。

[新規作成→テンプレート>>記事(ページ)]を選択する事で、テンプレートからブログ記事(ウェブページ)を作成する事が可能。
また、カスタマイズした拡張フィールドをテンプレートとして保存し、そのテンプレートから新規ブログ記事(ウェブページ)を作成できます。用途に合わせたブログ記事(ウェブページ)投稿画面を複数準備しておけば、運用がより楽になるでしょう。

その際、複数あるテンプレートから必要なものを選択する事ができるので、非常に分かりやすい。
私がこれまでに受注した案件でも「ほとんど同じような内容を入力するのだから、既存の記事をコピーして新規ブログ記事を投稿したい」というご要望が何回かありました。プラグインが無い状態では、ひな形となるブログ記事を一つ作っておき、手動でコピー&ペーストすることもありました。この作業は、かなり面倒なものです。
Power CMS for MTなら、既存のブログ記事(ウェブページ)編集画面下部の「保存」「確認」ボタンの並びに「複製」というボタンが追加されますので、これをクリックする事により、簡単に記事を複製できます。

ブログ記事編集画面下部に追加された「複製」ボタン

ブログ記事一覧画面にも「複製」のテキストリンクが追加され、こちらからも利用可能
カテゴリやフォルダの表示順を変更するプラグインは発表されていますが、ブログ記事やウェブページの表示順を自由に入れ替えるには、日付で管理するかタイトルに数字を入れるなどの処理を行うしかありませんでした。
Power CMS for MTなら、複数のブログ記事(ウェブページ)をグループ化し、その中でドラッグ&ドロップで表示順を変えることが出来ます。

ドラッグ&ドロップでブログ記事の順番を変更可能。
デフォルトのMovable Typeでも、ロール(役割)の割当により、記事を投稿する権限と公開する権限を切り分ける事が可能です。
しかしデフォルトの場合、「未公開」ステータスのブログ記事が単なる書きかけの記事なのか、公開権限を持っている人の承認待ちなのかを区別する事が出来ません。
Power CMS for MTを使用すると、未公開の記事に関して、「未公開(原稿)」「公開前(承認依頼中)」という2種類のステータスを使い分ける事が出来るようになります。
また、記事の公開権限が無い人(ライター)が、ブログ記事(ウェブページ)のステータスを一度「公開前(承認依頼中)」に変更すると、権限のある人から記事を差し戻されるまでは、その記事にロックがかかり編集できません。そのため、無用な作業の行き違いを防ぎ、責任の所在を明確にする事ができます。

ライター権限の人が選択できる公開ステータスには、「未公開(原稿)」「公開前(承認依頼中)」の2種類がある。
Power CMS for MTを使用すると、別のツールを準備しなくても、Movable Typeのシステム内でアクセス解析を行う事ができます。
Webサイト運用に関する全てがMovable Typeのシステム内の中で完結するのは、運用するお客様にとっても非常に分かりやすく、納品前のご説明の際にも説得力があると感じられました。
また、公開しているWebサイト内に最近よく検索されたキーワード(タグ)一覧を出力できるので、より新鮮で魅力的な情報の提示ができます。

アクセスログの表示画面。「全期間」「最新の7日間」「最新24時間」などの様々な期間に区切って、PVやサイト内検索で使用された単語・フレーズ・タグなどの検索順位を表示させる事ができる。
ここまで見てきたように、Power CMS for MTを導入すると、Webサイト制作者が「お客様の運用しやすさ」を工夫する時間を大幅に圧縮できます。それはこのプラグインが、アルファサードさんの実案件の中で産み育てられてきたものであり、本当にお客様が必要としている機能を実現されているからに他なりません。
Power CMS for MT導入により圧縮できた時間を、あなたにしか出来ないクリエイティブの為に活用すれば、さらにより良いWebサイトを作り上げていく事ができるのではないでしょうか。
今回ご紹介した7つのポイントの他にも、Power CMS for MTには多くの魅力的な機能が実装されています。より詳細な機能紹介は、Power CMS for MT製品ページに掲載されていますので、ぜひチェックなさってみてください。

crema design 黒野 明子
1973年生まれ。
ファッションカメラマン事務所、広告系デザイン事務所、web制作会社勤務を経て、2003年よりフリー。
Webデザイン・企画を中心に、DTPデザインなども行う。
2005年秋頃から業務としてMTサイトの構築を始め、現在の業務のほとんどでMovable Typeを使用している。
Webサイト:http://cremadesign.jp/
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- 最終更新日
- 2008年7月23日







